一口に「脱毛症」といっても、その種類はさまざま。しかし、その理由などによって、区別されることになります。
円形脱毛症に関しては後述するとして、そのほかの脱毛症を紹介していきましょう。
・トリコチロマニア
円形脱毛症と間違えやすい脱毛症のひとつですが、自分自身で髪の毛を抜いてしまうことが最大の特徴です。無意識のうちに自分で自分の髪の毛を抜いてしまうことによって起こる脱毛症で、クセの一種とされます。そのため「抜毛癖・抜毛症」とも呼ばれ、精神的なストレスなどが原因だと考えられています。どの年齢層でも発症する危険性があるようですが、とくに小学生くらいの子供に多くみられます。カウンセリングなど精神的なサポートが治癒には欠かせない症状です。
・壮年性脱毛
男性ホルモンのテストステロンが過剰に分泌されて、そして毛乳頭の酵素(5α‐リダクターゼ)と結びつくことで、髪の毛の成長が阻害されて発症します。成長を邪魔されると、当然、髪の毛の生え変わりが適切に行われなくなります。そしてだんだんと薄毛になっていくというものです。
・びまん性脱毛
女性に多くみられる脱毛で、生え際や頭頂部が薄くなる局所的な脱毛ではなく、全体的に髪の毛が薄くなってしまう症状が多くみられます。30代後半以降の女性に多くみられるように、年齢的な要因もあるとされているのですが、大きな要因はストレスだとされています。また、行き過ぎたヘアケア(過剰なシャンプー・リンス、ブラッシング、整髪料の使い過ぎなど)、髪の毛に過剰に神経質な人、潔癖症気味の人にもみられます。
・脂漏性脱毛
脂漏性湿疹と呼ばれる頭皮の炎症が原因で、前頭部~頭頂部にかけて抜けることが多いようです。髪の毛(頭皮)を洗わないことが引き金になることが多く、頭皮がかゆくなる、脂性のフケが増える、頭皮に湿疹ができるなどの特徴があります。
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